私が投資を始めるまで（１）きっかけは個別株

「投資コワイ」「株ワカラナイ」な私が
実際に投資を始めるまでのお話です。
今回は第1回目、株との出会い編です。

夫が亡くなって相続が発生したんですが、
その中に１つだけ株がありました。
夫の勤務先の株が１単元（100株）だけ。
私は株なんてさっぱり分からないので
速攻で売るつもりで証券会社に行きました。
ところが、そこで返ってきた言葉が

「すぐに売却はできません」

え？なんで？？？
と話を聞くと、どうやら売却するためには

　私の証券口座を開く
　　↓
　株を移管する
　　↓
　売却

という流れを踏まないといけないらしい。

「えー、めんどくさい・・・」
と思いながらも、仕方がないので口座開設。
2週間くらいで口座開設完了のお知らせが来て
「さあ、あとは売るだけ！」
のタイミングで義母の病気が発覚。

当時はまだ夫の実家で義両親と同居してたので
入院やら退院後のフォローやらで忙しく
とてもじゃないけど証券会社なんて
行ってる暇がない。

「移管が終わったってことは、とりあえず
相続手続きは終わったって事でいいよね？」
とそのまま放置することに。

で、その後色々あって同居を解消しまして。
息子との２人暮らしもようやく落ち着いてきた頃
証券会社からお手紙が届きました。

同居中も届いてはいたんだけど、
義両親の要求に振り回されてゆっくり郵便物を
チェックするような時間も気力もなかったので
それまでちゃんと見たことがなかったんですよね。

で、中身を見て驚愕

「なんか増えてんですけど！？」

相続時4000円くらいだった株が
6000円近くにまで
値段が上がってたんです。

更に、配当金が5000円くらい出てまして。
年２回だから、年間で１万円くらい。
よくよく考えたら、これって凄くない？
と思いまして。

だって、銀行に100万預けたときの利息が
0.001％で10円（税引き後は８円）
株60万に対する配当が約10000円。

・・・これ、現金じゃなくて
株で持ってた方がよくない？

それが私の投資への第一歩でした。

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