投資実践編(5)手数料戦争勃発

手数料戦争勃発 投資

S&P500かオルカンか。
なかなか決められずにいた私のところに
ある情報が入ってきました。
それは・・・

Tracers MSCI オール・カントリー・
インデックス(全世界株式)
信託報酬0.05775%に引き下げ

eMAXIS Slim シリーズは発売当初から
「業界最低水準の運用コストを目指す」
というのをモットーとしておりまして、
オルカンもこれまでに3回、
他社の全世界投信に追随する形で
信託報酬を下げてきました。

ただ、今回は今までとちょっと話が違う。
その時点でオルカンの信託報酬は0.1133%。
それが0.05775%となると、ほぼ半額

え?これ追随するの?
どーすんのオルカン!?

と、販売元である三菱UFJの出方を見ていたら

実質コストが判明するまで様子見

的なコメント。

そりゃ、そうだよね。
いきなり半額はないよね。

と、残念半分納得半分な感じで
その時は終わりまして。
で、そのまま様子を見ていたんですが
その辺りから各社の手数料バトルが激化。

今度は、野村アセットマネジメントが
はじめてのNISA・全世界株式インデックス
(オール・カントリー)
の信託報酬を
やはり0.05775%まで引き下げてきました。

これで「業界最安」の投信が2本になった。
さあ、どうするオルカン!?
と固唾をのんで見守っていたら
2023年8月18日、ついに・・・

eMAXIS Slim全世界株式
(オール・カントリー)
信託報酬0.05775%へ

引き下げ発表

これを見たときの私の心境。
それは

守った・・・!
約束守ったよ・・・!!

という感動。

そして、ここで
オルカン1本で行くことを
決めました。

単純に信託報酬が下がったことも
嬉しかったんですけど、それよりも
三菱UFJがちゃんと約束を守ったことに
心を撃ち抜かれまして(笑)

私、ファンドを運用するってどういう事か
今イチよくわかってないんですけど、
想像するに、たくさんの手間と経費が
かかってると思うんですよね。

それをいきなり半額でやれって言われて、
普通に考えたらかなり無理目な話ですよ。
でも、そこを越えてきた。
そこに圧倒的な信頼感を感じたんです。

私がオルカンに決めた理由。
それは、販売元である三菱UFJに対する
信頼感でした。

・・・と、ここまで読み進めて

迷ってたのはオルカンと
Slim S&P500だよね?
この理由でオルカン、って
おかしくない?

と思ったアナタ。大正解です(笑)
「業界最低水準の運用コストを目指す」
というのはeMaxisSlimシリーズ全て
言えることなので、SlimS&P500も
当然対象な訳ですよ。
なので、この理由でオルカンを選ぶのは
どー考えてもおかしい話。

でも、その時の私は

私、オルカンと結婚する!
もう、一生添い遂げる!!

と、オマエ脳みそ溶けてんのか!?
とツッコミたくなるくらい
頭やられてたんで、そのことに
全く気付かなかったんですよねぇ・・・。

まあ、勘違いから始まった恋だとしても
結婚して死ぬまで添い遂げりゃあ
本物になるだろ、という事で(笑)

・・・とまあ、そんなこんなで
オルカンで行くことに決めたわけですが
そんな私のところに新たなニュースが。
それは・・・

楽天・オールカントリー
株式インデックス・ファンド
2023年10月27日より運用開始

オルカンに強力なライバル出現です。
という訳で、次回は楽天オルカンについて
お話したいと思います。
よかったらまたお付き合いくださいませ。

この続きはコチラから

投資実践編(6)楽天オルカン登場
私が楽天オルカンと迷った時のお話です
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