「シンニーア」って何?~シニアの新NISA活用~

「シンニーア」って何? 投資

先日、産経新聞の記事で
シンニーア
という言葉を知りました。

シンニーア?
何だコレ??

と思って記事を読んでみると、どうやら
「新NISA+シニア」からくる造語で、
NISAを積極的に活用している
シニア世代を指す言葉のようです。

私は現在50代ですが、
投資の原資は夫の死亡退職金。
つまり、私のやってることって
「シンニーア」な方々とほぼ同じな訳で
とても他人事とは思えません。

という訳で、今回は
シニア世代の新NISA活用について
考えてみたいと思います。

シニア世代の新NISA活用状況

まずは、金融庁のサイトを参考に
シニア世代の新NISA活用状況
(2024年9月末時点)
をまとめてみます。

【NISA口座数】

NISA口座数年代別比率
60代369万1248口座14.7%
70代285万8589口座12.6%
80代149万6973口座6.0%

まず、コレを見て驚いたのは

80代でやってる人
いるの!???

って事です。
チャレンジャーですよねー。
私だったら……無理かも(汗)

この時点で、
60代~80代が占める割合は33・3%と
全NISA口座数の3分の1。
思ってたよりもシニア勢の参入は
多いみたいですね。

ちなみに、6月末~9月末の
3か月間の口座数増加率を見ると

60代:3.3%
70代:2.3%
80代:1.8%

と、増加傾向にあり
シニア世代の新NISA参入は
まだまだ続きそうです。

【年代別買付額】

年代別買付額年代別比率
60代2兆5520億3682万円18.5%
70代1兆7341億9812万円12.6%
80代5764億4572万円4.2%

次に、年代別買付額なんですが、
60~80代合計で全体の35・3%を占めます。

買付額の多い順でみていくと

1位:50代(21.2%)
2位:40代(20.2%)
3位:60代(18.5%)
4位:30代(16.7%)
5位:70代(12.6%)

と、シニア世代が3位と5位にランクイン。
一般的に「投資始めるには遅い」
と言わがちな50代も含めると、
新NISAの買付額の半分以上が
50代以上によるもの

という結果に。

まあ、リアル50代の私からすれば

そりゃ
そうなるでしょ

と、非常に納得のいく結果なんですが
30~40代くらいの方の中には
この結果に驚く方もいらっしゃるかも
知れませんね。

「シンニーア」増加の理由

シニア勢の新NISA参戦の理由として
考えられるのは、やはり
「退職金の運用」だと思います。

退職金が振り込まれて
自分の銀行口座の残高が
見たこともない数字になって

どーすりゃいいんだ
コレ……

となった方は多いと思います。
私の場合は夫の死亡退職金でしたが
やっぱり、そうなりました。

で、これだけのお金を
遊ばせておくのはもったいない、
と運用を考え始める訳ですが
銀行に行けばカモられるかも
と思うと怖くて行けない。
かと言って、知り合いに相談するのも
憚られる……

そんな、運用はしたいけれど
何をどうすればいいのか分からない、
という運用迷子な方々にとって、
新NISAの出現は

「とりあえずNISA入れとけ」

という、ある意味分かりやすい
アンサーを提示してくれた訳です。
そりゃ、飛びつくでしょ!?
少なくとも、
私は全力で飛びつきました(笑)

あと、新NISAの仕様変更が
退職金や相続財産などの
まとまった資金を運用したい人にとって
非常に都合のいい内容であったことも
大きいと思います。

・保有限度額が最大1,800万
・年間360万まで投資可能
 (5年で満額埋められる)

この2つが揃ったからこそ、
これだけ多くのシニア勢が
参入を決めたのではないでしょうか。

もし、これが
保有限度額が1,800万で
年間投資上限が120万だったら
どうでしょう?
埋めるまで最短で15年かかります。

それじゃあ
時間が足りないわ……

と諦める方も
出てきたんじゃないですかね。

実際、私が
「つみたて投資枠」と
「成長投資枠」の併用可

を知った時は

これは
年寄り救済策ですか!?

ありがとう金融庁!!

って、大歓喜しましたからね(笑)

まあ、金融庁が年寄り救済目的で
こんな仕様にしたかどうかは謎ですが、
少なくとも、現在の新NISAの仕様を
ありがたく思っているシニア勢は
結構いらっしゃると思います。

新NISAは若い人向きの制度
と言われがちですが、
これだけのシニア世代が
利用している事を考えると
シニア世代の資産運用にも適している
と言えるのではないでしょうか。

おわりに

今まで投資経験のないシニアが
大きな金額をNISAで運用する事に関しては
賛否両論あると思います。

ただ、個人的な意見を
言わせてもらえば

銀行で
「半年だけ高金利」な定期預金と
「手数料3%」とかの投資信託を
抱き合わせ
で買わされるより
100倍マシ。

だと思ってます。

銀行関係の方々には
非常に申し訳ないのですが、
これが正直な気持ちです。

ただ、あくまでも「投資」ですから。
どれくらいの金額を投入するのか?
どんな商品を購入するのか?
は、よくよく考えた方がよろしいかと。

「入金額」と「商品選択」を間違えなければ
そこまで怖いモノでもありません。
もし、年齢を理由に新NISA参戦を
ためらってる方がいるならば、
そこは気にせずに挑戦してみても
いいのではないか?と思います。

では、今回はこの辺で。

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