最近Xでは「毎月分配型」の是非について
議論が巻き起こっています。
毎月分配型は「1口=〇〇円」と分配金額が
固定されていることがほとんどのため、
特別分配金(元本払戻金)になる可能性が高く
「タコ足配当」と問題視されています。
更にインデックス界隈からは
「資金効率が悪い」
「手数料が高い」
「分配のたびに税金取られる」
と色々指摘され、それに対し
「キャピタルよりインカムの方が大事!」
と毎月分配型派が反論している状況です。
実は、私もインデックス界隈の例にもれず

1口いくらの固定分配が
問題なんだよ!
だから元本削ることになる!
とか思ってたので気持ちはよく分かるんですが(笑)
これ、よくよく考えてみると
「毎月分配型」という商品の捉え方を変えるだけで
問題点が手数料と税金の2点にまで絞られるんですよね。
という訳で、今回は「毎月分配型」について
お話していきたいと思います。
毎月分配型は「取り崩しサービス」と捉えると納得できる
今、毎月分配型を否定している人は
毎月分配型を「運用商品」と捉えているから
受け入れられないのだと思います。
増やすことを前提に見ているので、
資金効率の悪さも元本を棄損することも
「悪いこと」のように感じます。
ただ、これを「取り崩しサービス」として
捉え直すと色々な要素が腹落ちするんですよね。
例えば、特別分配金(元本払戻金)も
足りなかったから元本から出した
↓
利益が出たから元本の減りが少なくて済んだ
と捉え直せば、
「普通分配金ありがとう!」
という話になる。
例え、資産が目減りしていったとしても
運用してるのに資産減ってる!
↓
現金のままならもっと減ってるはずなのに
まだこんなに残ってる!
になる(笑)
毎月分配型は、本来
資産運用の「出口戦略」のための商品です。
それを「運用商品」と同列で語るから
おかしなことになる。
資産を増やすための「運用商品」とは
別枠で考える必要があると思います。
インデックス×定額売却で代用可能
ここまで毎月分配型についてお話ししてきましたが
実は、証券会社の自動売却設定を使えば、
インデックスでほぼ似たような仕組みを作れます。
やり方は、お好きなインデックスを選んで頂いて
「毎月〇〇円」で定額売却を設定するだけ。
手順はそんなに難しくないし、しかもタダ!(笑)
あと、税金面でもコチラが有利です。
毎月分配型は買った瞬間から分配が始まりますが
インデックス×定額売却の場合、
取り崩し開始時期を自分で選べますので。
私としてはこちらをおススメしたいですが、
こればっかりは向き不向きがあるので、
そこはご自身で選んで頂くしかないかな、と。
それぞれ向く人をまとめると
【毎月分配型】
・自分で売却することに抵抗がある人
・手間を運用会社に丸投げしたい人
・株価の変動に慣れてない人
【インデックス×定額売却】
・自分で売却することに抵抗がない人
・自分で定額売却設定、変更ができる人
・株価の変動に動じない人
私がどちらか選べと言われたら
インデックス×定額売却を選びます。
でも、毎月分配型を選ぶ人を
否定する気にはなれません。
毎月分配型は、取り崩しの痛みを緩和する
様々な仕掛けが配置されています。
取り崩し額は運用会社が決めてくれる。
「今月も変わらず振り込まれた」だけを
見ていればいいので心穏やかに過ごせる。
「分配金」というラベルのおかげで
元本の取り崩しでも利益のように見える。
(※ただし仕組みは理解しておくべき)
投資をしているからといって、
市場と真正面から向き合う必要はないかと。
毎月分配型を選ぶのも1つの選択肢だと思います。
おわりに
今回書いてて思ったんですけど、
毎月分配型を買うのって、
掃除嫌いな人が家事代行サービスを頼むのに
近い気がするんですよね。
自分で掃除するのが苦じゃない人からすると
「自分でやればタダなのに!」
という話なんでしょうが、
掃除が嫌いな人からすれば、お金払ってでも
やってほしいことだったりする。
そこを赤の他人がアレコレ言うのは
無粋な気がするんですけどねぇ……
どうでしょう?
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