「老後は高配当株」は本当に安心?

老後は高配当株? 投資

最近、Xで
「現役時代はインデックスで増やし
老後は高配当株へ移行」

という意見をよく目にします。

私はオルカンを必要なだけ買って、
定率売却で取り崩す予定なので
高配当株に移行する気はないのですが、
老後は高配当株に移行したい、
という人の気持ちには興味があります。

という訳で、今回は
「老後は高配当株」
について考えてみたいと思います。

「老後は高配当株」は本当に安心か?

この記事を書くにあたって、
「老後は高配当株」派な方の投稿を
いくつか見させてもらったんですが
みなさん挙げられてるのが

元本はそのままで
配当が入ってくる安心感

なんですよね。

確かに、高配当株で揃えれば
自分で売却しなくても
自動的にお金が入ってくる。
「売ること」に精神的負担を感じる人には
有力な選択肢になると思います。

ただ「何もしなくてもお金が入ってくる」
という意見には疑問を感じます。

「高配当株」は個別株だから
定期的にメンテナンスが必要ですよね?

・決算をチェック
・業績悪化のサインを読む
・必要なら売って乗り換える

高配当株を持ち続けるなら
これらをやり続けなければならない。
インデックス派の私からすると

老後にこんな手間暇
自分がかけられるとは
思えない……

って思うんですよね(汗)

あと、減配リスクもあります。
企業業績が悪化すると
配当を削ることはフツーにあります。
最悪、無配になることだってあります。
もし老後にそれが起きたら……

これらの事を考えたら
「高配当株なら安心」
とは言えないんじゃないか、
と思うんですけど、どうでしょう?

高配当株インデックスという選択肢

ここまで、高配当株投資について
見てきたんですけど、
「売らなくてもお金が入ってくる
安心感を買う」のが目的なら
高配当株インデックスの方が
合ってるような気がするんですよね。

個別株だと必要になる管理コストが
インデックスだと必要なくなる。
企業分析、銘柄入れ替え、
全部運用会社がやってくれる(笑)

一応、高配当株インデックスの
デメリットをあげて見ると

・長期の値上がりは期待できない
・セクターが偏っている
・毎回配当課税がある

辺りになるんですけど、
老後までに必要な額を用意できたら、
たとえ成長率が悪かったとしても、
あまり大きな問題にはならないのでは
ないかと思います。

売却するという心理コストが減る上に
管理コストが無くなるという、
まさに、いいとこ取り(笑)

もし私が老後「配当生活」をしたいなら
コレを選ぶと思います。

毎月分配型は?

「売却しなくても定期的にお金が入ってくる」
という意味では、毎月分配型も選択肢に
入るかと思います。

ただ、こちらは正直
あまりおススメできません。
理由は、タコ足配当

毎月分配型で貰えるのは
「配当」ではなく「分配金」です。
分配金には2種類あります。
普通分配金と特別分配金です。

普通分配金は「配当」から、
特別分配金は「元本」から支払われます。
運用会社が素直に普通分配金だけ
払ってくれるなら問題ないんですが、
運用会社は毎月同じ額払おうとするので
特別分配金が混ざる可能性があります。
そうなると元本減っていきます。

自分で売却しないから見えないだけで
元本棄損の可能性があるんですよ。

構造としては、インデックスの
定額売却に近いんですが、
自分の意志で止めることができる
インデックスと違い、毎月分配型は
どんなに株価が下がっていても
払い出しを止めることができません

確かに「自動的に入ってくる安心感」
は買えますが、私なら手を出しません。

それでも私が「老後もインデックス」を選ぶ理由

ここまで、高配当株、
高配当株インデックス、毎月分配型
の3つを見てきた訳ですが、
私自身はやはり「老後もインデックス」で
行きたいと思っています。

理由は、自分で売却することに
さほど抵抗を感じないから。

結局、上の3つを選ぶ理由は
「自分で売却しなくて済む安心感」
の1点に集約されると思うんですよ。

だから、
自動的にお金がはいってくる、
という安心を買いたいなら
高配当株インデックス、
そうでないならインデックス
でいいのではないかと。

ちなみに私は、
自分で売却することよりも
自分で管理し続けることの方に
不安を感じます。

私は楽天証券なので、
インデックスで自動定率売却を設定すれば
毎月楽天銀行にお金が振り込まれます。
1回設定すれば、あとは自動です。
一々「いつ売る?」とか「いくら売る?」
とか考えなくていい。

私は
「自分で売らなくていい安心感」より
「自分で管理しなくていいラクさ」
の方を選びます。

みなさんは、どちら派ですか?

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