【55歳でFP2級】FP3級との違いに大苦戦!それでも何とか合格へ

3級との違いにに大苦戦!それでも何とか合格へ お金

先日、FP2級に無事合格しましたので、
今回はFP2級受験に関して
私が苦労した点や感想などを
まとめておきたいと思います。

これからFP2級を受験する方の
参考になれば幸いです。

FP3級ネタはコチラから↓

FP3級に無事合格できた私は、
早速FP2級のテキストを買い込み
勉強を始めました。

ざっとテキストに目を通すと、
内容的にはFP3級とほぼ同じ印象。
目立った違いといえば、
中小企業の資金計画
法人のタックスプランニング
加わった事くらい。

これなら
法人関連を押さえれば
何とかなるかも

……と思った私が甘かった(泣)

ここからは、FP2級がFP3級に比べて
どれくらいエグイかについて
お話していきたいと思います。

FP2級とFP3級の違い

上でも書きましたが、
FP2級とFP3級の試験範囲は
結構な割合でかぶってます。

でも、問われる知識の濃さ
違うんですよね。

体感でいうと
小学生がいきなり中学の定期テストを
受けさせられてる
ような感じ。

出題形式の違いでみると

FP3級:〇×式、三者択一式
FP2級:四者択一式

なんですが、これだけだと
今いちピンとこないと思うので
「リンゴ」を題材にして
質問のイメージを作ってみました。

【FP3級】だと……

Q:「紅ほっぺ」は何の品種名か答えよ。
1.モモ  2.リンゴ  3.イチゴ

【FP2級】だと……

Q:以下のリンゴの品種に関する表の
空欄に該当する語句を下記から選べ。

秋映え王林サンふじ
果実の色暗紅色A淡紅色
収穫時期B10~11月11~12月
販売価格200円220円C

1)黄色 2)黄緑色 3)鮮紅色
4)8~9月 5)9~10月 6)10~11月 
7)200円 8)250円 9)280円

同じ「リンゴ」に関する問題でも
これくらいの差があるんですよ。

学習は主に「過去問道場」で
進めてたんですけど、

んなもん
分かるかぁぁぁっ!!

と、何度スマホをぶん投げようと
思った事か……
(特に不動産:笑)

あと、問題文の文字数が多い
これが地味にキツかったですね。

1つの問題文を読むのに
今まで以上に時間がかかるので、
その分回答ペースが遅くなります

これ、実際にスマホで過去問を
やってみれば分かると思うんですけど、
FP3級とFP2級、質問の数は同じでも
解く時間は数倍かかります。
私は最初、FP2級の学科60問解くのに
3時間かかりました
(なのに正解率が30%なのが泣ける)

過去問を何度も繰り返して、
ようやく2時間以内で解けるように
なりましたが、そこまでが
ちょっとキツかったです。

正解率が上がってくると、
「解説」を読む回数が減るので、
その分早くなったのかな、と。

個人的には、正解率が50%の辺りが
一番しんどかったですね。
(気持ち的にも時間的にも)
正解率が70%を超えた辺りから
楽になったような記憶が。

FP3級→FP2級受験な方は
FP2級の濃さに慣れるまでが
ちょっとしんどいと思いますが
過去問やってればそのうち慣れます。

今、苦戦してる方でも
過去問を繰り返し解いていれば、
フッと楽になる瞬間が来ますので、
そこまでの我慢、かと思います。

FP2級の勉強方法

で、ここからは
私が実際にやった勉強方法なんですが、
基本的にはFP3級の時と一緒です。

1)テキスト
2)ほんださん
3)過去問道場

このパターンですね。

FP3級の時と違う点は
問題集を買わなかったことと、
過去問道場のペースを
「今日は学科、翌日は実技」という風に
1日おきにしたことくらい。

FP3級の時は、学科・実技共に
30分くらいで解けてたので
朝:学科60問 夜:実技40問
みたいな感じでやってましたが
FP2級だととてもじゃないけど無理
晩御飯やお風呂を早めに終わらせて
夜2~3時間ガッツリやる、
という方式に切り替えました。

ちなみに、ほんださんの動画も
内容が濃くなる分、
視聴時間も多く必要になるので、
計画的に見ていかないと結構大変。

最初、4月末に受験予約入れてましたが

今受けたら
100%落ちる!

と5月に変更しました。
CBT試験だと3日前まで変更可能なので
こういう時に助かります。

日程変更できてなかったら、
多分、初回で合格は無理だったと
思います(汗)

時間が足りない!?FP2級の試験状況

さて、ここからは
FP2級受験当日のお話です。

FP3級受験の際、余裕をもった
スケジュールを組んだおかげで
学科と実技の間に、
1時間越えの待ち時間が発生する
という状況になった私。

FP2級は
とっとと終わらせて
帰りたい!

と考えた私は、受験予約を
実技:10時~
学科:11時30分~
で入れました。

※なぜ、実技→学科の順なのかは
コチラをどうぞ↓

2つの予約の間に隙間(?)がないと
「余裕をもたせた登録を~」
的な警告メッセージが出ますが、
ガン無視です。

受験前日の時点で
学科、実技共に80~90%程度
取れるようになっていて
所要時間はどちらも60分程度。
これならいける、と思ってました。

でも本番は
そんなに甘くなかったです。

当日は予約30分前に会場入りして
予約時間の15分前くらいから試験開始。
実際に試験をやり始めると……

ちょっと待って!
こんな問題見たこと
ないんですけど!?

内容的には、確かに
やってるとこなんですよ。
でも、問われるポイントと
問われ方が違うだけで
いきなり解けなくなります(汗)

解らない問題をどうにかして解き、
途中分かる問題を速攻で片づけつつ
また解らない問題で立ち往生……

で、ふと気が付くと

え!?
あと10分しかない!!

この時点で残り5問
1問2分で解かなければならない。
そこまで追い詰められました(泣)

5問のうち2問は「6つの係数」だったので
秒殺できたんですが、
あとの3問は、ほぼカンです。

どうにか最後までやりきって、
終了ボタンを押したのは残り1:30。

この時点でほぼ燃え尽きてますよ。
燃え尽きてるんですけど、
直後に学科の予約を入れてあるので
休んでなんていられません。

退出してスコアレポート受け取って、
ロッカー行って水分補給したら、
すぐに受付で手続きして学科ですよ。

学科を受け始めたはいいものの、
実技の疲れが残ってて、
問題文を読み進めるのもしんどい状態。
ここで私が思ったのは

先に実技を
済ませておいて

よかった……

私は計算問題がニガテなので、
先に学科を受けて疲労困憊な状態で、
実技試験に突入してたら、
多分、心折れてたと思います。

これ、若い人なら
問題なくいけるんだろうな~

年相応に気力や集中力の低下が
出てきてる身からすると、
実技90分と学科120分の計3時間30分
ずっと集中力を保ち続けるのは
正直しんどかったです。

学科試験の途中、
何度も心が折れそうになりましたが、
そんな時は

もう1回受験料を
払うのは絶対イヤ!!

と自分を奮い立たせて
何とか乗り切りました(笑)

結局、学科は残り時間10分で終了。
10分では1から見直しなんてできないし、
何より見直すだけの気力が残ってない
という事で、最終問題終わった時点で
即、試験終了ボタン押しました。

結果は
学科45点、実技77点。
無事合格ラインをクリアできました。

FP2級の合格証書と感想

そして6月半ば、FP協会から
FP2級の合格証書が届きました。

FP2級合格証書

昨年の11月末から勉強を始めて、
ここまで約6か月。
ユーキャンのFP講座の学習期間が
大体6か月くらいらしいので
まあ、こんなもんかな~、と。

55歳で資格の勉強始めて、
最初はどうなる事かと思いましたが
やってみると意外と何とかなる
もんですね(笑)

もし今、FP試験に挑戦するかどうか
迷ってる方がいらっしゃるなら
是非挑戦してみて欲しいと思います。

巷では「使えない」「意味が無い」等
散々な言われようのFP資格ですが(笑)
内容は実生活に役立つモノが多いですし、
社会保険労務士や宅建仕など
他の専門的な資格を取るための
ベース作りにも有効
かと思います。

今、私は「資産形成コンサルタント」
の資格取得に向けて勉強中ですが、
FP2級の知識がベースとしてあるから
何とかついていけてるような状態です。

なんの予備知識もなしに
あの文字びっしりのテキスト見たら
心折れるわ。マジで。

最後に、FP協会のリンクを
おいておきますので
興味のある方は1度覗いてみて下さい。

日本FP協会

では、今回はこの辺で。

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