4月に底を打って以来
株価はここまで右肩上がり。
「夏枯れ」を待っていた人の中には、
今でも余剰資金を抱えて、
どうしたものかと頭を抱えている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
何を隠そう、私がまさに
この状態だったんですよね(笑)
NISA待機資金1000万円を
特定で回したいとは思いつつも

どうせ入れるなら
下がったところで
入れたいよね……
と、スケベ心が発動し
なかなか入れられませんでした。
しかし、悩んでいる間も株価は上がり
オルカンはついに30000円台に突入。
結局、ここで待機資金の半分
500万円を特定にぶち込んだ訳ですが、
今回は、ここまでに至った経緯を
つらつらと語ってみたいと思います。
「暴落待ち」のメリット・デメリット
「底値で買いたい」
それは投資家なら誰しもが思うこと。
しかし現実は、そうそう上手くは
いかない訳で……
そこで、まずは「暴落待ち」の
メリットとデメリットを
考えてみたいと思います。
「暴落待ち」のメリット
暴落待ちのメリットと言えば、
やはり「高値掴みを避けられる」
ですよね。
株の基本は、安く買って高く売る。
下がったところで買えば、その分
リターンも得やすいですから。
あと「メンタルへの負担が少ない」。
高値圏で買った投信が
あれよあれよという間に
下がっていくのを眺めているのは
結構ツライものがあります。
私は2024年7月のあのド天井で
特定で200万買いましたが、その後
「植田ショック」をくらいました。
まあ、私的に初めての大きな下げ
というのもあったんですが、
中々にしんどかったです(苦笑)
下がったところを狙って買えば、
上のようなことにはなりませんからね。
「暴落待ち」のデメリット
暴落待ちのデメリットと言えば
やはり「機会損失が大きい」でしょう。
基本、株価は右肩上がり。
株価が下がるのをひたすら待ち続け、
ようやく下がったから買ったけど、
よくよく見たら「暴落を待とう」
と思った時よりも高値で買っていた、
なんて事はよくある話。

結局、あの時
買っといた方が
よかったじゃん……
という展開になりがちです。
次に「タイミングは読めない」。
暴落がいつ来るか、事前に
分かるならいいんですけど、
そんな事は到底無理な話な訳で。
で、余剰資金を抱えたまま
ひたすら株価が下がり始めるのを
待つわけですが……
まー、これが地味にしんどい。
株価が下がり続けるのを見るのは
結構なストレスになりますが、
余剰資金を抱えたまま
株価が上がり続けるのを見るのも
中々にストレスなんですよねぇ……
(経験者は語る:笑)
とっとと余剰資金入れちゃって
ラクになる、というのも
1つの手だと思います。
最後は「結局買えない」。
もうね。これは
経験した人は今、首がもげるほど
頷きまくってると思うんですけど(笑)
買えないですから!マジで!!
「ここで買えば爆益じゃん!」
ってのは、後からチャートを見て
はじめて分かること。
渦中にいると分からないんですよ。

かなり下がったけど
まだ下がるかも……
と思って結局入れられず、
気が付くと株価は上昇……
なんてのはアルアルです。
ちなみに「トランプショック」時の
私はというと、

まだかな~
30%OFFセール
まだかな~
と、瞳をキラキラさせながら
更なる下落を待ちわびている
というアホの子でした(笑)
その後、標準偏差を勉強して
「オルカンが30%以上下がる
確率は2.5%以下」
という事を知ったときは
愕然としましたよ。
もっと早くに知りたかった……(涙)
それでも余剰資金を入れられない人は
「余剰資金は即投入」。
これが恐らく正解なんだろうと
頭では理解してるんだけど、
心がついていかない。踏み切れない。
そんな方も多いと思います。
実際、私もそうでした。
そんな私がどうやって
余剰資金投入に踏み切ったのか
お話していきたいと思います。
「50:50作戦」でいく
私はNISA待機資金1000万円を抱えて
どうしようかずーっと悩んでいました。
で、ふと思ったんですよ。

こんな時こそ
「50:50作戦」
じゃね?
全額を突っ込むか突っ込まないかで
悩むから動けないんだ。
だったら、半分に分けて
上がるに500万円、下がるに500万円
両方にBETすればよくない?
……と考えた訳です。
で「上がる」に賭けた500万円を突っ込み
「下がる」に賭けた500万円は
現金で手元に残しています。
ちなみにこのやり方、NISA枠で
年初一括か積み立てかで悩んだ時にも
やっています。
180万円を成長投資枠で年初に投入し、
残り180万円はクレカ積立+スポット買い
というカンジ。
投資やってると、2択で迷って
身動きが取れなくなることが
割とあるんですけど、
そんな時は「両方に50:50で賭ける」
って考えると動けたりするので
私的にはおススメです。
「○○記念」で突っ込む
待機資金を特定に入れるか入れないか
については「半分だけ入れる」
という事でクリアしましたが、今度は
「いつ入れるか」問題が発生。
4月から株価は右肩上がり。
夏枯れも来ず、9月も下がらず、
もう、いつ下げ始めてもおかしくない
というこの状況で
「いつ入れるか?」
についてはかなり悩みました。
そこで、今回もマイルール発動。
それは「○○記念」で突っ込むです。
オルカンの基準価額を見ると
30000円台到達目前。

ここだ!
「30000円台突入記念」
で入れてしまおう!!
と、9月19日に特定で500万円分の
オルカンを購入しました。
ちなみに、昨年11月にも
「米大統領選記念」と称して
買うかどうか迷っていた
「オル先」を購入しています。
(もう売ったけど:笑)
このやり方は、フツーに
判断力と行動力のある方には
全くおススメできませんが(笑)
私のように
石橋を叩いて叩いて叩き割って
結局渡れない
という性格をお持ちの方には
有効な手段かもしれません。
基本的には「ネタ」だと思って頂いて
もし実行する場合は、くれぐれも
自己責任でお願いいたします(拝)
おわりに
「オルカン30000円台突入記念」
で購入した500万円は
今、こんな感じになっています。

これだけ見れば
「買って正解」だったと言えます。
しかし今週末、株価は大きく下落。
来週以降の値動きにもよりますが
「買わなきゃよかった」
という展開になる可能性は大です。
でも、後悔はしていません。
今は残しておいた500万で
どう買い下がっていこうか、と
むしろワクワクしています(笑)
暴落待ちで余剰資金を抱えてる方は
機会損失かどうかはともかく、
思い切って入れちゃった方が
気持ちはラクになるかも知れませんよ?
では、今回はこの辺で。

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